ビルクリーニング技能士とはどんな資格?

国家検定であるビルクリーニング技能検定に合格すると、厚生労働大臣より合格証が交付され、初めて技能士と呼ばれるようになります。ビルにおける環境衛生維持管理業務のうち、ビルの所有者から委託を受けて行うビルクリーニング作業について必要とされる技能を評価するものをビルクリーニング技能検定といいます。つまり、ビルクリーニング技能検定合格者は、ビル清掃のスペシャリストとして認められるということになるのです。なお、建築物衛生法の事業登録に必要な人的要件の一つである清掃作業監督者になるための必要資格でもあります。

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ビルクリーニング技能士の試験について

試験は年に1度、10地区(北海道、宮城県、東京都、愛知県、石川県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県)で行われます。学科と実技があり、その両方に合格しなければ資格を取得することはできません。学科試験での出題は50問になります。回答法は、1つの問題文ごとに正しいか否かを判断させる真偽法、あるいは択一法です。50点満点中65%以上の得点を得ることができれば合格となります。実技試験では作業試験とペーパーテストが行われます。内容は「課題1:床表面洗浄(40点)」「課題2:ガラス面洗浄(15点)」「課題3:カーペット汚れ取り(15点)」となっており、課題1は17分、課題2は8分、課題3は8分の標準時間が定められています。課題1は20分、課題2は10分、課題3は10分で打切時間となり、失格となってしまいますのでご注意ください。ペーパーテストの配点は30点で、中心は清掃作業の積算を見積りに関するものです。作業試験及びペーパーテストで各配点の40%以上の得点を得て、なおかつ合計が100点の60%以上の得点を得れば、合格となります。ペーパーテストは学科試験と同じ日に行われます。試験科目については、学科試験がビルクリーニング一般・ビルクリーニング作業方法・材料・建築物一般・電気・関係法規・安全衛生、実技試験がビルクリーニング作業(作業の段取り・床の清掃・壁の清掃・窓の清掃・その他建築物の各部、付属設備及び備品の清掃・ビルクリーニング用機械及び器具の点検、修理及び調整)となっています。試験を受けるには、実技試検が18,700円、学科試験が3,700円の受験手数料がかかります。申請をして受理されたら、どんな理由があるにせよ、手数料は返金されません。試験に関する参考書やテキストも販売されていますので、試験勉強の際にご活用されるといいと思います。送付された受験票はビルクリーニング技能検定試験日当日に必要となるものです。決して紛失してしまわないように気をつけてください。ちなみに、ビルクリーニング技能士資格を取得していないにも関わらず、ビルクリーニング技能士と称することは禁じられています。

ビル内の環境を快適に保つスペシャリスト・ビルクリーニング技能士。ビルが常にキレイであるのはこの方々のおかげなんですね。

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